《緊急通報システムについての質問》
交野市・枚方市 緊急通報システムの運用の変更について
「変更点」
現在、停電時でも使えるNTT一般加入電話回線(アナログ回線)に限って緊急通報装置を貸与しているが、デジタル回線など他回線も可能とし対象拡大する。
なお、他回線の場合は通報時の不具合が生じる恐れがあるが、そのリスクを申請者が理
解・承諾の上で受付け貸与するものとする。
【質問】①
平成11年1月1日午前2時、06地域の電話番号変更に伴い、大阪市は、約1万台設置していたNTTの緊急通報用電話機の入力データ変更作業を実施した結果、1,300台(購入額1億円)が行方不明で変更作業ができなかったことが判明、その、ずさんな管理体制が明らかになっていますが、平成12年1月1日に、0720地域の電話番号が変更になりましたが、交野市・枚方市は、どの様な状況でしたか、お尋ねします。
【質問】②
全国の市区町村が、独居高齢者の孤独死防止対策や安否確認の方法として、高齢者宅に、緊急通報装置を設置したり、民生委員やボランティアの方々が、高齢者宅に、安否確認の電話を掛けていますが、高齢者が事故や急病で倒れ動けない緊急時や急死・突然死の場合緊急通報装置を作動させたり、安否確認の電話に出ることは不可能ですが、交野市・枚方市は、どの様な対策を考えていたのですか、お尋ねします。又、他回線の場合は通報時に不具合が生じる恐れがある事を知りながら設置するのですか、その理由をお尋ねします。
【質問】③
平成16年6月、枚方市の緊急通報保守対応報告書の情報公開請求で、報告書1,081枚の分析結果を発表したことが、小泉内閣府の第二次地域再生提案募集への応募に繋がりました。テーマは、緊急通報システムの使用上の問題点及び管理責任を明確にする支援措置を求める提案書を、厚生労働省及び総務省に提出した結果、厚生労働省は、緊急通報体制整備事業は、特別会計から一般会計に移行したので関係ないとの見解を示し、総務省は、電話番号通知制度(ナンバーディスプレイ)を開始させ、平成16年度で、緊急通報システムの役目は終了していますが、交野市・枚方市の見解をお尋ねします。
【質問】④
神戸市消防局は、一般家庭用電話機から緊急通報ができる「ケア・ライン119」を運営していますが、交野市・枚方市の対策をお尋ねします。
又、平成18年4月、大阪市社会福祉協議会は、大阪市の緊急通報事業を独占契約し、ずさんな管理で得た余剰金等で、裏金1億4,100万円を作っていたのが表面化していますが、交野市・枚方市の状況をお尋ねします。
【質問】⑤
交野市・枚方市は、7月から停電時でも使えるアナログ回線の緊急通報装置をデジタル回線や光回線等、を使った緊急通報装置を設置する予定となっていますが、緊急通報システムが、交野市・枚方市に必要な理由を教えて下さい。